氷山の一角 歯の神経を取る治療
100歳までお口から、健康と幸福を守り続ける
well-being 歯科医師のちば雅之です。
氷山の一角とは、重要な大部分は
隠れていること…を意味します。
表面に見えているのは、悪い事柄のほんの一部
という意味の慣用句です。
歯がズキズキ痛む時は、神経まで
ばい菌が感染している時です。
歯を削って、汚染された歯髄の除去
が必要です。
歯髄(しずい)とは、歯の栄養・知覚を司る
血管と神経の複合体です。
歯髄を抜くので、麻酔抜髄法と呼びます。
略して「まばつ」や「ばつずい」と呼ばれます。
上手の通り、歯の上からは見えないため
とても難しい治療になります。
汚れているのは「氷山の一角」であり
根の中まで、細菌が感染しています。
実際の治療を見てみましょう。
歯がズキズキしたため、抜髄されています。
歯に穴が開いている、根の入口から
バナナの様に曲がっているトンネル清掃です。
そこで、ラバーダム防湿法の登場です。
ゴムシートの上で、安全に治療されます。
こんな風に、器具をのどに落としません。
切削時の水に溺れることも、ありません。
根管内を無菌的状態にすること
これが感染根管治療の目的です。
根の中まで、ばい菌がいない状態になれば
神経の代わりになるお薬を敷きます。
確認のレントゲン写真で、その治療の
品質が良くわかります。
質の高い歯科治療で、上手に痛みを取り除き
大切な歯を守りましょう。
well-being !!
医療法人百成会
ちば歯科医院 千葉雅之