97歳女性 総入れ歯で元気ハツラツ
100歳までお口から、健康と幸福を守り続ける
well-being 歯科医師のちば雅之です。
すべての歯が抜けてしまうと
総入れ歯(総義歯)を装着します。
日本で総義歯を装着している人は
6人に1人で、960万人いるそうです。
無歯顎患者における口腔の健康を守り続ける
そのために、総義歯治療は重要な働きをします。
上の写真で、ピンクの部分は骨と歯肉を回復し
白い部分は、歯の位置を回復します。
上顎の骨が沢山やせてしまった場合は、
上の入れ歯のピンク色部分が大きくなります。
入れ歯の製作過程は、以下の8段階です。
① 予備の型取り
② 精密な型取り
③ 垂直的な高さを決定
④ 水平的な高さを決定
⑤ 歯並びを試着
⑥ 新義歯完成装着
⑦ 義歯調整
歯の位置は、下唇に合わせたスマイルライン
上唇は、笑った時に歯の付け根にくるようにします。
いかがでしょうか。
新義歯装着で、笑顔が回復しました。
この女性は、何歳でしょうか。
なんと、97歳です。
本日、装着翌日の義歯調整を行いました。
どこも、痛みがないようです。
タバコが大好きで、プンプン臭います。
一日一箱、40歳から毎日、吸い続けているそうです。
タバコが原因で、歯周病が進行し
歯が抜けてしまったようです。
「私は、口からタバコを吸って、お尻から
煙を出しているんだ。」と笑っています。
楽しいことを続けて、大笑いする毎日です。
これが長寿の秘訣なのかもしれません。
また、1か月後に来院されます。
100歳になるまで、あとわずかです。
well-being !!
医療法人百成会
ちば歯科医院 千葉雅之