歯科医院 救急車を呼ぶのはどんな時
お元気ですか。well-being 歯科医師の雅です。
お口の健康から、人生の幸福をもたらします。
なるべく、呼びたくない、乗りたくないのが
救急車ですね。消防署の救急隊員も大変です。
避難訓練と同じように、いざと言うときの
ために、チーム医療の役割分担が必要です。
全国消防協会によると、重症はわずか7.7%で
軽症47.3%、中等症が43.5%を占めています。
救急車の出動件数は増えており、救急隊員や
救急対応の病院スタッフは大変です。
私は、ヘルポートもある救急外来を持つ病院
の隣に住んでいるので、良く分かります。
いつもと違う場合、様子がおかしい場合は、
緊急性が高く、救急車を呼びましょう。
歯科医院の治療でも、痛みによるショックや
空腹により転倒する場合があります。
患者さんの生活背景や体調を良く把握する
ために、バイタルチェックが必要です。
本日、当院の待合室で、イスに座っていた
患者さんが左横に倒れてしまいました。
それを見ていた患者さんが助けてくださり
鼻をぶつけて出血しておりました。
歯科医師の私と、スタッフが掛けより
養護する場面になりました。
体調は、数字でみることが大切です。
問診だけでは、不明確な部分もあります。
SpO2 99%、血圧 126 / 96 mmHg、
脈拍 106回 / 分、体温 39.1度 を示しました。
車イスで別室に移動して経過観察しました。
歩くのが大変なお母様は、診療中でした。
交通事故で倒れたら、すぐ搬送になります。
重大な病気やけがの症状を、予習しましょう。
私が歯科医師になってから、
・転倒して白目をむいて倒れた。
・転倒して角に額をぶつけて出血した。
・麻酔したら貧血を起こした。
・小さい銀歯を飲み込んでしまった。
・トイレで倒れて動けなくなってしまった。
患者さんを、経験してきました。
歯科医師が、病院搬送の必要性を「診断」し
① スタッフ周知、② 病院に電話、③ 紹介状
を迅速に準備する必要があります。
搬送方法も、
① 患者さんが自ら病院へ向かう、
② 患者さんを病院まで送り届ける、
③ 救急車を呼ぶ 方法があります。
緊急時には、スタッフが集まって
円陣を組むことが大切です。
患者さんの状況を良くみて判断し、
ディスカッションの上、決断します。
ワンマン院長(笑)にならないよう
気をつけて診断したいと思います。
well-being !!
医療法人百成会
ちば歯科医院 千葉雅之