いびき・睡眠時無呼吸症候群が気になる方は、睡眠歯科に通いましょう。
この問診により、夜間睡眠の質が悪く、日中のパフォーマンスが低下していることに気づきます。
治療せずに放置すると、5年後には10人中1〜2人死亡、8年後には10人中4人が死亡する怖い病気です。
睡眠時無呼吸症候群の98%は、閉塞性です。舌根沈下が主な原因です。
軽度な症例は、歯科で口腔内装置製作、中等度〜重度の症例は、医科でCPAPを用いて治療します。
当院の気道CT診査で、気道(気管)形態を診断することができます。
気道が狭いと、十分な酸素が肺に取り込まれず、酸欠状態になってしまいます。
患者さんが希望すれば、隣の岩手県立胆沢病院に紹介して、睡眠時無呼吸症候群の精査ができます。
医科歯科連携で、全身と口腔の管理をすることで、Quality of Life(生活の質)が向上します。
呼吸が10秒以上停止すると無呼吸1回とカウントします。
1時間あたりの無呼吸が、5回以上で軽度、15回以上が中等度、30回以上は重度、と、睡眠時無呼吸症候群の重症度が診断されます。
医科で睡眠時無呼吸症候群の診断がつくと、歯科の保険診療で口腔内装置を製作することができます。
この装置といっしょに、あいうべ体操など、舌筋のトレーニングが有効です。
患者さんに協力していただき、口腔内装置による気道が拡大した症例です。
術後の気道形態が、著しく改善しております。
無呼吸低呼吸指数(AHI)に著しく減少しています。
患者さんは生活習慣を見直し、睡眠時間も十分に確保するようになりました。
いびきをかく毎日は、眠りが浅くなり、日中における仕事の効率が低下します。
家族も離れて寝るようになり、無呼吸が発生した時に、孤独で危険です。
自分も家族も、いびきが気になる方は、何なりとご相談ください。
守秘義務を守り、質の高い眠りが得られるよう、人生に寄り添います。